パナソニック グローバルコンプライアンス ホットライン
よくある質問
パナソニック・グローバル・コンプライアンス・ホットラインおよびNAVEXグローバル・システムについて
報告 - 全般
法律・規則・当社のコンプライアンス行動基準・企業理念に違反している疑いがあれば、報告してください。ただし、これは皆さんが居住する国によって異なることがあります。
居住している地域・国を選択すると、報告できる事項の一覧が表示されます。
皆さんの懸念事項が、現地法の下ではパナソニックがホットライン上で受理できない事項にあたる場合は、利用可能な他の報告手段を使用する必要があります。例えば、上司、現地の経営陣、人事部の担当者、法務または企業コンプライアンス部、あるいは皆さんの居住地域にあるパナソニック本部のコンプライアンスチームへ、報告してください。
一部の在EU/EEA企業も現地ホットラインを用意していることがあります。詳細は、皆さんの所属会社のイントラネットに掲示されています。
パナソニックは、当社のサプライヤーおよびベンダーも適用法規や社会規範を遵守するよう取り計らっています。これには、(i) (a) 環境、(b) 人権および (iii) 自社の従業員と自社サプライヤーの従業員の安全衛生に十分に配慮すること、ならびに(ii) 重要な情報を秘密にしておくことが含まれます。
当社では、 サプライチェーンCSR推進ガイドライン を制定し、サプライヤーに同ガイドラインの遵守を求めています。これには、違反のおそれがあればパナソニック・グローバル・コンプライアンス・ホットラインに報告できることをサプライヤーが自社従業員に周知徹底する義務も含まれています。
パナソニックのいずれかの取引先(当社のサプライチェーンに属するサプライヤーやベンダーを含みます)が適用法、当社のサプライチェーンCSR推進ガイドラインまたは他の基準を遵守していないという情報があれば、グローバル・コンプライアンス・ホットライン経由で申し立てることができます。また、当該取引先に直接報告することや、 JaCer など、パナソニックが加盟している共同イニシアチブに報告することもできます。サプライヤーとパナソニックの関係が分からない場合や、サプライヤーが複数のメーカーと協働している場合には、このほうが事案の調査と解決がより迅速に行われる可能性があります。
パナソニックの報告取扱い規則
パナソニック・グローバル・コンプライアンス・ホットライン上で行なわれた報告は、セキュリティの侵害を未然に防ぐため、NAVEXグローバルの安全なサーバに直接入力されます。NAVEXグローバルは、パナソニック内の特定の個人、すなわち違反の種類や違反事例の発生場所に基づき報告の内容を査定評価する担当者にのみ、報告を開示します。
報告の検討後に、直接フォローアップするか、別の責任部門に転送して追加調査を行うことがあります。報告を受理した者や、皆さんの報告のフォローアップを以後担当する他の従業員等は公正であり、明確な守秘義務を負っているとともに、報告を専門的に秘密情報として取り扱うために必要な訓練を受けています。報告またはフォローアップについて利益相反の可能性がある従業員は、報告のフォローアップから除外されることになっています。
フォローアップの応援として、外部アドバイザーが随時招聘されることがあります。
当社は、関連質問をするために、または皆さんの報告について話し合うために、皆さんに連絡を取ることがあります。
パナソニックは、いかなる報復も容認しません。誠実に報告した者、つまり、報告した事実が正しいと信じて報告した者は、たとえその事実が後に真実でないと判明した場合でも、報復から全面的に保護されます。
皆さんが報告で自分の身元を明らかにした場合には、当社は必ず、厳格な「知る必要性」の基準に基づいて、法律上許容される範囲で皆さんの身元を開示します。
一部の地域では、パナソニックは、EARS報告の対象者に通知を行う法的義務を負うことがあります。ただし、調査の完全性と関連情報の保全を確実にするために通知を遅らせる必要がある場合はこの限りではありません。より一般的には、パナソニックは、報告を公平にフォローアップするとともに、必要に応じて、申立てまたは報告で示唆されている従業員への聞き取りも行います。
すべての報告は深刻に受け止められ、事案のフォローアップを行うために十分な情報があるかどうかの確認評価作業が行われます。場合によっては、追加情報がなければ報告のフォローアップができないかもしれません。そのような追加情報が報告者から得られない場合には、当社は、調査を断念せざるを得ないかもしれません。特に、調査対象者を明らかにできない場合や、報告の調査があまりにも困難である場合がこれにあたります。この場合、報告者に通知が行きます。
報告のフォローアップ担当者は、関連文書の精査や証人および影響を受けた当事者との面談によって、また、必要であればデータや文書の分析(電子データであるか物理的データであるかは問いません)によって、追加の事実調査を行うことがあります。事実調査は、従業員代表者または労働協議会の権利を尊重しつつ、適用法および内部手順を完全に遵守して公正かつ偏見を排して行うことになっています。
事実調査の後、調査結果が報告書にまとめられます。この報告書には、追加のフォローアップに関する推奨事項や、懲戒処分の検討または改善措置も記載されることがあります。報告書は、パナソニックの必要なステークホルダーと共有されます。
報告者の身元は、報告の処理とフォローアップのあらゆる段階で保護されます。
報告の安全性および守秘義務
パナソニック・グローバル・コンプライアンス・ホットラインはNAVEXグローバル・システムを使用しています。NAVEXグローバル・システムはIPアドレスを含む内部接続ログの作成や保存を行いません。そのため、皆さんのPCとNAVEXグローバル・システムとを結びつける情報が取得されることはありません。実際、NAVEXグローバルは報告者の身元を追跡しないよう契約で規定しています。
社内のPCを使って報告を行うことに抵抗がある場合は、社外のPC(例えばインターネットカフェ、図書館、友人宅のPCなど)を使って、パナソニック・グローバル・コンプライアンス・ホットラインおよびNAVEXグローバルの安全なウェブサイトから報告を行うという選択肢もあります。この選択肢を利用する人は多く、NAVEXグローバルのデータによると、就業時間内に行われた報告は12%未満だということです。
報告者の身元の秘密を守るために、徹底的かつ公正な調査を行なう必要性に沿った、あらゆる合理的な予防策が講じられます。
さらに、パナソニック・グローバル・コンプライアンス・ホットラインを利用して匿名で報告することも可能です(そうすることが法律で禁止されている場合を除きます)。パナソニック・グローバル・コンプライアンス・ホットラインは、報告者を保護するよう設計されたNAVEXグローバル・システムを使用しています。実際、NAVEXグローバルは報告者の身元を追跡しないよう契約で規定しています。身元の秘匿をさらに確実にするには、報告の中に、例えば「私の作業スペースはジャン・スミスの隣で…」「33年間にわたり勤務し…」といった個人を特定できるような情報を入れないよう、報告者自身が十分注意しなくてはなりません。
最後に、パナソニックは、善意をもって問題や懸念を提起するすべての従業員を支援し、報復のない職場環境を維持することに全力を尽くします。この信頼を裏切り報復を行なう者は、いかなる者でも処罰を受けることになります。
ヒントと最善慣行
パナソニック・グローバル・コンプライアンス・ホットラインはNAVEXグローバル・システムを使用しています。このシステムおよび報告配信プロトコルは、違反に関与した人物が、名指しを受けた報告について知らされたりそれを閲覧する許可を得たりしないように設計されています。
パナソニックは報復を固く禁じており、皆さんの身元を保護します。上記もご覧ください。