よくある質問とその答え

SpeakUp Line とは何でしょうか。

不正または、行動規範もしくは 関連の諸方針の枠組みに対する違反を 防止、検知および対応するためには、公正、誠実および説明責任のある、懸念に声を上げる健全な文化が不可欠です。Getinge は、適切な通報チャネルを利用した、 コンプライアンス違反および不正の疑いの通報を全従業員に推奨し、期待しています。

Getinge の SpeakUp Line を利用すれば、社内外の当事者が安全かつ匿名の形で、重大なコンプライアンス違反を 通報できます。この機密性が確保された 通報ツールは、 EthicsPoint の提供によるものです。

通報 - 一般事項

どのように懸念の声を上げたらよいでしょうか。

Getinge の全従業員には、自分の雇用者の状況 に関して、秘密を適切に保持する義務があります。しかしながら、個人が重大なコンプライアンス違反の活動または情報 に気がついた場合は、「通報および報復禁止ガイドライン」に従って、重大な コンプライアンス違反について声を上げ、通報するよう推奨されています。通報を可能にする チャネルは以下の通りです。

  1. 従業員である場合はまず、すぐに、抱いた懸念について、マネージャーまたは地域の 人事担当者と話してください。
  2. ご自身のマネージャー または地域の人事担当者と懸念について話すことを気まずく感じる従業員の方は、他のマネージャー、Ethics & Compliance 部または法務部に連絡してください。法人の Ethics & Compliance 部と連絡を取る場合は、 Ethics.Compliance@getinge.com 宛てに電子メールを送信してください。
  3. 従業員が、 要件1~2に示された当事者に対する懸念に関して声を上げることを気まずく感じる場合は、SpeakUp Line を利用して懸念を通報することができます。SpeakUp Line は、社外の当事者も利用可能です。

どんな種類の問題を通報すべきでしょうか。

SpeakUp Line は、重大なコンプライアンス違反に関する事案のために利用されるものです。Getinge では、 以下の事例を重大なコンプライアンス違反と見なしています。

  • 法的な義務を遵守しないこと、および犯罪行為。
  • 汚職行為 - 利益相反行為、賄賂、不適切な スポンサーシップ、寄付、接待許容 基準を超える贈答品または接待、不法な謝礼まはた便宜供与のための支払いなど。
  • 会計処理および財務報告、内部会計 管理、監査事項に関する不法行為。
  • 金融詐欺 - 横領、会社資産の悪用、会計の 不正操作、窃盗および資産の不正流用または不正な財務諸表など。
  • 競争法違反、反トラスト法違反 - 価格協定、 価格感応度の高い情報の交換、競合企業との談合など。
  • 第三者との談合 – キックバック、不正入札および詐欺を含む、第三者 プロセスのいずれかの段階における汚職謀議。
  • 環境、衛生および衛生を脅かす深刻な行為。
  • 差別、嫌がらせ、職場でのいじめ
  • データ主体の自由 と権利に悪影響を及ぼす、深刻な個人情報保護方針違反
  • 守秘義務またはセキュリティに関する、深刻な物理的違反または電子的違反
  • 法律、条約もしくは合意でない限り、不適切な行為または 非倫理的な行為につながる活動 - 児童労働の使用または他の人権侵害行為など
  • 以上のいずれかを秘匿しようとする行為

以上のリストに自分の懸念が含まれていない場合はどうしたらいいでしょうか。

一部の国々では、現地の法律が一定の性質の通報のみを許可している場合があります。 通報内容が列挙された事項のいずれにも合致しない場合は、 Ethics & Compliance チームに連絡して通報してください。または懸念の通報方法に関する助言を入手してください。 法人の Ethics & Compliance 部と連絡を取るには、Ethics.Compliance@getinge.com 宛てに電子メールを送信してください。

通報事案はどこで処理されますか。誰が通報事案にアクセスできますか。

Ethics & Compliance (E&C)部が通報内容を検討し、通報事案番号 を設定し、適切な調査方法を決めます。以下の原則が、 通報事案の調査過程で適用されます。

  • すべての通報内容は、通報チャネルに関わらず、 E&C 部により秘密裡に取り扱われます。
  • SpeakUp Line を利用すると、通報者は匿名のままとなります。一方、E&C 部は通報事案の処理の際に、必要があれば、通報チャネルを経由して匿名 通報者に追加の質問を提出します。
  • 通報事案は、不正に懸念を抱いている人、 不正に関係しているかもしれない人、または疑惑の当事者と密接な関係のある人が、調査を担当することはありません。

私は、自分が見聞きしたことが、Getinge の行動 規範、グローバルポリシーまたは現地の法律に違反するかどうかはっきりわかりませんが、自分にとっては正しくないことのように思えます。どうすべきでしょうか。

通報してください。私たちは、通報いただいた状況が無害であると判明する方が、 確信がないために通報されずに、非倫理的な可能性のある行為が調査されないまま放置されるより、よいことであると考えています。どうすればいいのか、または Ethics & Compliance Office に連絡すべきかどうか確信が持てない場合は、SpeakUp Line の 「質問コーナー」を利用することもできます。

私が通報することによって、自分の雇用に何らかの影響がありますか。

Getinge は報復禁止方針を採っており、善意に基づいて純粋に懸念の声を上げた人、または会社の調査に協力する人 をいかなる報復行為からも保護します。

従業員である私が違反を目撃した場合、自分のマネージャーまたは 人事部にのみ報告して、その問題を取り扱ってもらうべきではありませんか。

はい。従業員である場合は最初に、ご自身のマネージャー、他のマネージャー、 または地域の人事部に報告します。上記のいずれもが好ましい選択肢ではない場合、または 従業員ではない方の場合、通報のためのSpeakUp Line を提供しています。

私が知っていることをなぜ通報しなければならないのでしょうか。私にとって、どんなメリットがありますか。

Getinge は、正直、公正、誠実に事業を行うことを約束しています。当社の 誠実さと良い評判は、最高水準の倫理観、行動規範および グローバルポリシーに従って行動する、 従業員並びにGetinge を代表するその他の人たちに掛かっています。このため私たち全員が、違反行為に対して行動を取らなければならないのです。

非倫理的な行動に関与している数名の個人を知っていますが、 私には影響がありません。それなのに、なぜ通報すべきなのでしょうか。

私たちのバリューに基づいて生き、それを実践することは、私たちの共通責任です。あらゆる非倫理的な行為は、 いかなるレベルで行われても、最終的には Getinge およびその従業員に害を与えます。ですから、不正または非倫理的な違反行為を知っている場合に、 それを通報することは皆さんの義務です。

経営幹部は本当に通報を求めているのでしょうか。

本当に通報を求めています。実は、皆さんに通報してもらう必要があるのです。私たちは、公正、誠実 および説明責任のある文化を後押ししています。皆さんは、懸念を 引き起こす可能性のある活動について知っている最初の人であるかもしれないのです。皆さんの通報によって、会社と 従業員にとってマイナスの影響を与えるかもしれない事柄を最小限に抑えることができるのです。

通報した後で、その事案について重要な何かを思い出したらどうしたらいいでしょうか。

オンラインまたはコールセンターのSpeakUp Line を利用して通報する場合、一意の通報キーを 与えられ、パスワードを選択するように求められます。この通報キーと パスワードを使えば、 オンラインまたは電話を介してSpeakUp システムに再度接続し、 元の通報内容にアクセスすることができます。その時点で、詳細内容を付け加えることができます。

インターネットへのアクセスがない場合でも、通報することができますか。

インターネットへのアクセスがあるコンピュータから、通報することができます。自宅から通報が可能です。 公共図書館などの多くの公共の施設で、インターネットへのアクセスを確保できます。コンピュータへのアクセス がない場合、またはコンピュータの使用が難しい場合、365日24時間年中無休で利用可能な「 SpeakUp Line」 に電話して通報することができます。

通報の安全性および機密性

SpeakUp Line での機密性はどのように保持されますか。

EthicsPoint は、IPアドレスのある社内接続ログを生成・保存しません。ですから、 お使いのPCをEthicsPoint に関連づける情報は利用可能ではありません。実は、EthicsPoint は 契約によって、通報者の識別情報を追跡しないことを約束しています。

Getinge は、通報者が声を上げた際には その個人の識別情報を保護するために最善を尽くし、通報者の氏名が開示されることは望んでいません。.

匿名で自分の懸念を通報することができますか。

はい。地域の法律で許可されていれば、懸念を匿名で通報することができます。

会社のコンピュータから送信する通報には、使用中のコンピュータが接続しているすべてのウェブサイトを表示する サーバーログが生成されると理解しています。このログにより、私が 通報元であると特定できるのではないでしょうか。

EthicsPoint IPアドレスのある 社内接続ログは、生成・保存されません。 ですから、お使いのPCをEthicsPoint に関連づける情報は利用可能ではありません。実は、 EthicsPoint は契約によって、通報者の識別情報を追跡しない約束になっています。

私の通報に関するフィードバックはどのように入手できますか。

通報の提出後に、通報キーが提供され、 パスワードを作成するよう求められます。この2つの識別手段により、 SpeakUp ポータルから、または電話のホットラインに連絡して、通報事案をフォローアップすることができます。